イギリス専門学校留学 基本ガイド

基本ガイド  学校データ

専門的な知識・技術を身につけるなら専門学校へ留学する方法があります。
イギリスではさまざまな機関で専門教育コースが開講されており、その数や種類、期間は多岐におよんでいます。このため、目的やニーズに合わせた学校・コース選択が可能です。

  • 英語をある程度勉強した後に専門科目を学びたい
  • 専門的な知識・技術を身につけたい
  • 大学での学位取得までは考えていないが、数ヶ月〜1、2年くらいで専門科目を学びたい

という場合、専門学校への留学を検討してはいかがでしょう。

ビーセンス留学オフィスでは、一人ひとりの目的やニーズに合わせた留学を実現していただくため、個別にご相談に応じています。来社またはお電話にて、お気軽にご相談ください。 無料カウンセリング

コースの種類

イギリスでは義務教育終了後(16歳以降)の専門教育は一般にファーザー・エデュケーション(Further Education)と呼ばれ、その種類やレベル、得られる資格は多岐におよびます。

日本とは教育システムが異なるため、日本の各種・専門学校で学べるようなコースがさまざまな教育機関で行われています。このため「どの学校で学ぶか」より「どんな種類・レベル・資格のコースを受講するか」が問題となります。

イギリス国内で広く認められている専門資格を得ようすると通常1〜2年ほどかかります。主な資格の種類には以下のようなものがあります。

GNVQs
(General National Vocational Qualifications)
特定の職業分野に関連する一般的な勉強ができるコースで、レベルは下から(1)Foundation、(2)Intermediate、(3)Advanced(資格自体はAVCEと呼ばれる)の3つに分かれます。(1)と(2)が1年間、(3)のみ2年間。スコットランドではGSVQs(General Scottish Vocational Qualifications)がほぼ同等の資格となります。
NVQs
(National Vocational Qualifications)
特定の仕事に関する知識だけでなく、実際に必要な技術・能力を基準にした資格です。レベルは1〜5に分かれており、数字が上がるほどレベルも高くなります。スコットランドではSVQs(Scottish Vocational Qualifications)がほぼ同等の資格となります。
BTEC FD/ND/HND
*
1983年の設立以来職業に関連する各種・専門コースを幅広い分野で認定し、資格を授与してきたBTECのディプロマ。レベルは(1)First Diploma、(2)National Diploma、(3)Higher National Diplomaの3つ。(1)が1年間、(2)と(3)が2年間となります。特に(3)HNDは専門教育の最も高いレベルのコースで、コース終了後は学士号コース2〜3年目に編入できる場合があります。

*HND(Higher National Diploma)は学士号コースと同等に扱われることも多く、ビーセンス留学オフィスでは高等教育(Higher Education)に分類しています。

各資格は一般的には以下のようにレベル分けすることができます。下から上に行くに従い、レベルが高くなります。

レベル GNVQ NVQ BTEC
4   Level 4 Higher National Diploma
3 Advanced Level 3 National Diploma
2 Intermediate Level 2 First Diploma
1 Foundation Level 1  

このほか、各学校が独自に修了証書を授与するコースには、3ヵ月、6ヵ月、1年といった短期間で行われているものが数多くあります。これらは特に私立校で多く行われています。

学校の種類

専門コースは、大きく分けて私立と公立の2つのタイプの教育機関で行われています。*1

■私立校
公立校に比べて数は少なく、学生は主に留学生。個々の学校が独自に修了証書を授与する短期コース(数ヵ月〜1年間)を多く開講。3ヵ月ほどのコースをレベル別に設定し、順次高いレベルへ進むことができるなど、受入れの体制は柔軟といえます。また、専門機関や国で認められた資格が取得できるものもあり、最近では公立カレッジや大学と提携して、コースの修了者が提携先の学部(学士号コース)へ進学できる体制が整いつつあります。*2
■公立校
ファーザー・エデュケーション・カレッジ(Further Education College)、ハイヤー・エデュケーション・カレッジ(Higher Education College)などの公立の教育機関では、数多くの専門コースを開講しています。また多くの大学でも専門コースが行われています。多くはイギリスで広く認められた資格が取得できる長期コース(1〜2年間)です。

なお、公立校、私立校ともパート・タイム(週15時間未満や週数回)や夜間などのコースがありますが、イギリスに学生として滞在するには、フル・タイム(週15時間以上)のコースを受講しなければなりません。ご注意ください。

*1ビーセンス留学オフィスでは教育機関の種類を「私立」「公立」「大学」に分類しています。

*2私立校の約100校ほどはBAC(British Accreditation Council for Independent Further and Higher Education)という機関の認定を受けています。

入学資格

年齢 レベルによって異なりますが、多くは16歳以上となります。
学歴 一般的には日本の高校卒業が最低資格となりますが、特に指定がないものもあります。
逆に高いレベルとなると、日本の専門学校や短大卒業、4年生大学の1〜2年次終了が受入れ基準となる場合があります。職歴等によっても受入れの基準は異なります。
英語力 授業についていくのに十分な英語力が必要です。一般的にはIELTS5.5〜6.5くらいの英語力が要求されます。

入学試験

日本から入学手続きをする場合、特に入学試験といったものはありません。原則的には願書や最終学歴までの成績証明書や卒業証明書、英語力の証明書(IELTSやTOEFLといった英語試験のスコア)、推薦状等で入学審査が行われます。コースによってはポートフォリオ(作品集)やその他の追加書類の提出が要求されたり、電話でのインタビューが行われる場合もあります。

入学時期&受講期間

学年度は毎年9月頃に始まり、翌年6月頃に終わります。このため長期の専門コースの入学は毎年9月頃というのが一般的です。
学校やコースによっては各学期の始まりに合わせて入学できる場合もあります。特に私立校には入学時期を数多く設定しているものがあり、英語の学習進度に合わせて専門コースへ進学することも可能です。

費用

留学にかかる費用は、留学する期間、学校の種類・コース、宿泊形式などによって異なる上、個人の生活スタイルや留学時の外国為替レートによってもかなりの差が出てきます。
大まかな目安としては、授業料、滞在費、生活費等を含めて、1ヵ月で約21万〜26万円、6ヵ月で約126万円〜156万円、1年間(9ヵ月間)で約189万円〜234万円くらいが必要です。

宿泊

公立校の多くは学生寮やホームステイの手配をしてくれますが、短期コースの場合など手配が難しい場合があります。
私立校は宿泊の手配をまったくしてくれない学校が多く、手配エージェントの情報をくれるだけというケースも少なくありません。学校は限られるものの、特に英語コースを併設しているような場合は、学校自体がホームステイや学生寮、アパートまで手配してくれる可能性があります。

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